婚活で割り勘はケチと思われる?相手の心理や結婚への影響を解説

「割り勘にすると相手に悪い印象を与えてしまうだろうか?」
「ケチだと思われてしまわないか心配」
「デート代を割り勘にしたら、交際終了を告げられてしまった」
など、婚活デートでの割り勘問題について悩んでいる男性は多いです。
婚活での割り勘は、お相手にマイナスな印象を与えてしまうこともあるため、注意したいポイントです。
結婚相談所の場合、「基本的にお見合いのお茶代は男性が支払うのがルール」ですが、仮交際以降のデートに支払いの厳密な決まりはありません。
この記事では、婚活における割り勘の実態や考え方、そして割り勘が及ぼす影響について詳しく解説します。
デートで失敗しないためにも、婚活での割り勘について知っておきましょう。
INDEX
婚活におけるデート費用の考え方
婚活のデート費用については、男女間で意見が分かれることの多い話題です。
ここからは、年代別の傾向や初デートでの割り勘に対する意見、婚活では割り勘 or 奢りのどちらを選択すべきかなどについて、詳しく見ていきましょう。
年代別に見る割り勘の一般的な割合
※出典:リーディングテック株式会社「デート代実態調査」
割り勘についての考え方は、年代によっても違いがあります。
全国の18歳以上の男女2,450人を対象にした調査結果によれば、年代が若いほど「割り勘」と回答する割合が高いことがわかりました。
近年は女性の社会進出が進んだこともあり、「男性が支払って当たり前」という価値観は薄れつつあるようです。
初デートでの割り勘、賛成派と反対派の意見
初デートでの割り勘に関しては、賛成派と反対派で意見が分かれています。一般の男女それぞれの意見を見てみましょう。
【賛成派の意見】
- 「自分も仕事をしているし、対等な関係なので割り勘がいい」(女性)
- 「奢ってもらって当然というのはバブル時代のことで、今の価値観には合わない」(女性)
- 「少しくらい多く払ってもいいけど、完全に奢る必要はないと思う」(男性)
- 「年下であれば奢るが、同年代で仕事もしている女性なら出してほしい」(男性)
【反対派の意見】
- 「女性より男性の方が平均収入が高いから、払ってもらえたら嬉しい」(女性)
- 「友達なら割り勘だけど、デートで細かく割り勘は我に返って冷静になってしまう」(女性)
- 「スマートに払ってかっこつけたい。エスコートしたい」(男性)
- 「女性は化粧品や服にお金がかかるから」(男性)
割り勘についての考え方は男性か女性かだけでなく、個人によっても大きく異なることがわかります。
婚活で割り勘 or 奢り?ライバルの存在も考慮する
婚活で「割り勘 or 奢り」を考えるときには、自分以外にも多くのライバルがいることを考慮する必要があります。
ライバルが奢っている場合が多いことを考えると、今後交際を進展させていきたい女性に対しては、割り勘よりも奢った方が好印象を与えられるでしょう。
割り勘=ケチではありませんが、場合によっては「ケチな男性なのかな」と誤解されてしまうリスクがあるため、結婚相談所ではなるべく男性側が支払うことが推奨されることが多いです。
IBJのルール&マナー集では「なるべく男性負担で」
婚活業界最大手のIBJでは、婚活の支払いについて以下のようにルールやマナーが決まっています。
お見合いのお茶代 | 全額男性負担 |
仮交際以降〜 | ・支払いについてのルールはなし。ただしデート代はなるべく男性負担で・女性はご馳走になるだけでなく「次は私が出します」など謙虚な気持ちで |
そのため、中には「マナー集に書いてあるのに、割り勘なんだ…」と女性が不満を感じてしまうケースもあります。
もちろん反対に、「割り勘でもいいのにな」と思っている女性もいるため一概にはいえませんが、基本的には男性が負担した方がマイナスな印象も与えにくいです。
支払い方法としては、食事を終えた女性が化粧直しに席を立ったタイミングで会計を済ませておくと、スマートな印象を与えられるでしょう。
割り勘が婚活に及ぼす影響と心理
婚活の割り勘問題は、単に目の前のデート代を誰が払うかという話だけに留まりません。
「デート代の支払い」を通して、お互いの金銭感覚や価値観、相性をチェックする機会にもなります。
ここでは、割り勘が婚活にどのような影響を及ぼすのか、割り勘を嫌がる相手の心理、価値観の違いの乗り越え方について見てみましょう。
割り勘を嫌がる相手の心理とは?
昔に比べると、近年は男性が払うのが当たり前という考えは少なくなってきました。それなのになぜ「割り勘を嫌がるんだろう?」と不思議に思う男性もいるかもしれません。
実際、「自分が得をしたい」「男性が払って当たり前」などと考えて割り勘を嫌がる女性は少数派です。
にもかかわらず、婚活で男性の割り勘が嫌がられるのは、主に以下のような理由からです。
- 「結婚してからもお金に細かいのかな」と不安になる
- 「私には奢る価値がない(脈ナシ)と思われているのかな」と感じる
- 支払いのやり取りでデートの雰囲気に水を差してしまう
特に、婚活ですので結婚後の金銭問題については重要です。
実際にケチではなかったとしても、女性に「この人はケチなのかな」「お金にシビアだと結婚してから大変そう」と思われるとお断りされてしまうことがあります。
また、「気前のいい男性が好き」「好意を示されているようで嬉しい」という理由から奢ってほしいと考える女性や、「男性のプライドを傷つけてしまうかな?」と心配で割り勘を提案するか迷ってしまう女性もいます。
割り勘に対する価値観の違いをどう乗り越えるか?
一般的に割り勘にはルールや明確な決まりがないため、どうするかはとても悩ましい問題です。女性でも「男性に払ってほしい」「自分で払いたい」など意見が割れることも少なくありません。
しかし、結婚相談所だけでいえば「お見合いのお茶代は男性が全額負担。それ以外もなるべく男性が負担」というのがルール・マナーです。
そのため、少なくとも関係が深まるまでは、基本的には男性が負担した方が誤解されにくく、交際がスムーズに進みやすいでしょう。
すでに交際中で「気になっている女性がいるが、奢られて当たり前のような態度が気になる」という場合は、結婚を見据えた話をするタイミングで、お互い気持ちや金銭感覚や価値観について話し合っておくと結婚後のすれ違い防止につながります。
切り出すのが難しい場合は、婚活カウンセラーに相談して第三者の客観的な意見を聞いたり、アドバイスをもらったりするとスムーズに進みやすいでしょう。
また、デート代の支払いについてルールで決まっていたとしても、女性側も気遣いや感謝が欠かせません。
ご馳走した後の態度や言葉遣いなどは、お相手の人柄や自分との相性を確かめる一つの判断基準にできます。
婚活を成功させるために!お金にまつわるアドバイス
婚活を成功させるために、以下の3つのポイントを押さえてみてください。
- 割り勘派と奢り派、それぞれに合った婚活サポートを受ける
- お金の価値観の違いを乗り越えるためにコミュニケーションを図る
- 真剣交際前までにお金の話をしておく
割り勘派と奢り派で、それぞれ考え方や意見は異なります。
婚活をスムーズに進めるためにも、自分の意見や本音について婚活カウンセラーに打ち明け、アドバイスしてもらいましょう。
交際中に価値観の違いを感じたときは、自分の意見を押し付けるのではなく、相手の意見や気持ちをよく聞き、自分たちなりの解決策を見つけることが大切です。
また、「お金」は夫婦喧嘩の理由でも上位にランクインしています。真剣交際前までに金銭感覚や価値観について話し合っておきましょう。
婚活では奢ることで真剣さやもてなす気持ちを伝えられる
基本的に、多くの結婚相談所ではデート代は男性が負担することが推奨されています。
男性が支払うことで、お見合いを申し込んだ女性に対するもてなしの気持ちや真剣さを伝えられるため、好印象につながり、交際が順調に進むケースも多いです。
デートのとき、無理に高級店を選ぶ必要はありません。婚活で本当に大切なのは場所でも支払い方法でもなく、「お互いを知ること」です。無理をしない範囲のお店を選び、デートを楽しみましょう。
デートのお店選びや割り勘についてなど、気になることがあれば遠慮せず、婚活カウンセラーに何でも相談してみるのがおすすめです。
「デートの割り勘について判断に迷っている」「女性に好印象を持ってもらうにはどうしたらいい?」など、あらゆる質問や疑問に的確なアドバイスがもらえますよ。
100年を超える歴史を誇るピップが運営する『P!っと縁結び』では、婚活カウンセラー資格保有者による手厚いサポートを行っています。
国家資格であるキャリアコンサルタントの資格保有者も在籍しており、婚活を含めたキャリアプランのご提案も可能ですので、婚活でお悩みの方、結婚相談所の利用をご検討中の方はぜひお気軽に無料相談をご利用ください。
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