引き寄せの法則は恋愛に効く?「たられば思考」を断ち切る3つの習慣
強く願っていることが自然に現実になるという「引き寄せの法則」を恋愛に活用したいと思っている方は多いでしょう。
しかし、引き寄せの法則は「願えば叶う」という単純なものではなく、やり方にはいくつかのコツが必要です。
この記事では、引き寄せの法則とはどんなものなのか、心理学や脳科学の視点も交えながらわかりやすく解説!
合わせて、恋愛を引き寄せるやり方や注意点、NGな考え方などについても紹介します。
INDEX
「引き寄せの法則」の本当の意味とは?思考が現実をつくるメカニズム

引き寄せの法則とは、「自分が思っていることが引き寄せられる(現実になる)」という考え方のことを指します。
20年ほど前に、ロンダ・バーンの自己啓発本『ザ・シークレット』がベストセラーとなったことから注目を集め、現在でもよく知られた考え方です。
科学的に証明されているわけではなくスピリチュアルな側面もありますが、心理学や脳科学などの観点から「目標達成のためのポジティブな思考・行動」と捉えることもでき、さまざまな実践のされ方があります。
心理学や脳科学から見る「引き寄せ」の正体
引き寄せの法則に似た心理効果としては、以下のようなものがあるといわれています。
| プラシーボ効果 | 有効成分を含まない偽薬でも「効く」と信じるだけで実際に心身の状態が改善する現象 |
| カクテルパーティ効果 | 雑音の中でも自分が興味のある言葉(自分の名前や興味のある話題など)は聞き取りやすいという心理効果 |
また、引き寄せの法則に関連していると考えられているのが、脳のRAS(脳幹網様体賦活系)と言われる部分です。
私たちの周囲には膨大な情報がありますが、RASはその中から「自分に重要」と脳が判断したものだけを意識に上げるフィルター機能を果たしています。
目標を意識すると関連した情報が「目につきやすくなる」のは、このRASの働きによるものです。
例えば「新しいバッグがほしい」と意識したら、街中で気になるものと似たバッグが自然と目に入るようになった…といった経験をしたことはありませんか?
恋愛でも同じで、「こうなりたい」と明確に意識すると、その現実を実現するためヒントや行動を脳が拾うようになるのです。
「引き寄せ」を試しても恋愛がうまくいかない…その原因は「たられば思考」かも

よく聞くセリフに「素敵な男性が現れたら自分磨きを始める」「良い出会いがあれば積極的に行動できるのに」「誰か友達が紹介してくれれば頑張るのに」があります。
こんな風に、まだ形になっていない「たら」「れば」に頼ってしまう人は多いですが、たられば思考は、「今の自分は足りない」「まだ幸せではない」という事実を自分に突きつけ、行動しない言い訳をしている状態ともいえます。
引き寄せの法則は、ただ願うだけで叶う魔法ではありません。
大切なのは、出会いを引き寄せるために今できることを少しずつ始めること。その小さな一歩が、やがて素敵な恋につながっていくでしょう。
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「たられば思考」を断ち切る!恋愛を引き寄せる5つの習慣

婚活・恋活でつい陥ってしまいがちな「たられば思考」を断ち切り、幸せな恋愛や結婚を引き寄せるために、ここから紹介する5つの方法を実践してみましょう。
【習慣1】「ない」から「ある」へ視点を変える思考のトレーニングを行う
「ない」と考える癖があると、脳は「不足の証拠」ばかりを探し出すようになります。
例えば「自分には魅力がない」と思い続けると、どんどん細かな部分が気になって、不足感や不満が強化されてしまうでしょう。
反対に、「今あるもの」に目を向け、感謝や満足を感じられると、前向きな考え方や行動につながります。
【習慣2】願いをポジティブな言葉で表現し、繰り返し思い描く
引き寄せの法則では、ポジティブな言葉で願いを表現することが大切です。
「失敗したくない」「嫌われたくない」のような願いではなく「好きな人と幸せに過ごしている」など、前向きな言葉を選びましょう。
そして、願いを実現した自分やその時の感情を繰り返し思い描き、前向きにイメージトレーニングをします。
目標は、紙に書いた方が達成率が高くなるといわれているため、紙に具体的に書いておくのもいいでしょう。
【習慣3】「願いが叶った自分」として小さな行動を起こす
引き寄せを成功させるために大切なのが、実際に行動することです。
例えば「お互いを尊重し合える恋人と幸せに過ごしている」と願うなら、まずは自分が他者を尊重できるように振る舞います。
「愛される関係を築きたい」と願う人は、自分自身を丁寧に扱う行動を始めるのもいいかもしれません。
ただ願うだけでなく、「願いが叶った自分」として振る舞うことで、少しずつ現実が理想の状態に近づいていくでしょう。
【習慣4】執着を手放し心の余裕を持つ
「◯◯しなきゃ」「◯◯であるべき」といった気持ちは、ストレスになるばかりか、焦りやネガティブな思考につながってしまうことが多いです。
「この人は運命の人じゃない」「この人じゃなきゃ幸せになれない」「恋をするなら自然に出会うべき」などの執着や「前にうまくいかなかったから」といった過去への思いは手放し、心に余裕を持って、これからの未来に目を向けましょう。
【習慣5】感謝の気持ちを持つ
引き寄せの法則を実践するにあたって重要なのが、感謝の気持ちを持つことです。
人間の脳は、繰り返し使う部分が強化されていく「神経可塑性(しんけいかそせい)」という仕組みを持っています。
当たり前だと思っていたことにも「ありがたいことだな」と感謝する習慣を持つと、脳が「満たされている状態」であると意識するようになり、「自分はたくさんのものを持っていて豊か」「自分にはできる」と感じやすくなります。
自分に自信が持てるようになると、行動や言動がポジティブになり、より魅力的になっていけるでしょう。
恋愛の引き寄せがうまくいかない人のNG行動と考え方

恋愛の引き寄せがうまくいかない人は、以下のようなNG行動・考え方に陥ってしまっていないか、自分を振り返ってみましょう。
- 願うだけで行動が伴っていない
- 特定の相手に固執しすぎている
- 不安や焦りなどネガティブな感情を抱えたまま実践している
引き寄せがうまくいかない人に多いのが、「願っているだけで行動していない」パターンです。
引き寄せの法則は魔法ではないので、ただ願うだけでは実現しません。願いを叶えるための行動もセットで考えましょう。
また、当然ですが引き寄せの法則は必ず成功するものではなく、「前向きに未来を意識することで行動が変化し、良い結果をもたらす」といった考え方です。
特定の相手にばかり固執しすぎると視野が狭くなり、前に進めなくなってしまうため、「この人しかいない」という思い込みを捨てて、「他にも自分を大切にしてくれる人がいるはず」と未来に目を向けてみましょう。
引き寄せの法則は、自分の願いに対して「本当に叶うのかな…」「いつになったら叶うんだろう」など、ネガティブな思いを抱えていると逆効果になってしまいます。
自分の不安と向き合い、ポジティブに転換できるように工夫してみましょう。
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恋愛の引き寄せを加速させたいなら、プロの視点を取り入れるのも一つの方法

自分なりに努力していても、思考や行動の癖は自分では気づきにくいものです。
効果が感じられないと悩んでしまったときは、第三者の意見を取り入れてみるのもいいでしょう。
例えば結婚相談所では、婚活カウンセラーとのカウンセリングを通じて客観的なアドバイスで自分の思考の癖を知れたり、理想のパートナー像を明確にしたうえで婚活を進めることができます。
幸せを引き寄せるためには、待つだけでなく積極的に行動することも大切です。
まずは無料相談で、新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
まとめ:「たられば」を卒業して、自分で幸せな恋愛を引き寄せよう
引き寄せの法則は、想うだけで願いが叶う魔法ではなく『前向きな目標を持って行動することで望む未来に近づく』ための考え方といえます。
「運命の人が現れたら結婚したい」「忙しいのが落ち着けば婚活に集中できるのに」と、たられば思考で仮定の世界に逃げ込むと、幸せな恋愛や結婚は遠ざかってしまうため、目標を定めたら前向きに行動することを意識して、自分で幸せを引き寄せましょう。
「引き寄せを加速させたい」「待つのはやめて、積極的に婚活を始めたい」という方は、結婚相談所を活用して自分から幸せに向かっていくのも一つの選択肢です。
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国家資格であるキャリアコンサルタントの資格保有者も在籍しており、婚活を含めたキャリアプランのご提案も可能ですので、婚活でお悩みの方、結婚相談所の利用をご検討中の方はぜひお気軽に無料相談をご利用ください。
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