地方婚活は厳しい?4つの壁と成功させる5つの秘訣&田舎ならではのメリットを解説
「地方の婚活は厳しいって本当?」
「地元で結婚を考えているが、出会いや婚活イベントも少ないし…」
など、地方での婚活にお悩みの方は数多くいらっしゃいます。確かに地方の婚活にはいくつかの課題があるものの、決して乗り越えられない壁ではありません。
この記事では、地方婚活あるあるといわれる4つの壁、成功させる5つの秘訣、地方婚活のメリットなどについて詳しく解説します。
地方での結婚には「成婚率が高い」「地域コミュニティの手厚い支援がある」「自然豊かな理想的な子育て環境」などメリットもたくさんあります。
地方での婚活に不安を感じている方も、この記事を読めば新たな希望が見えてくるはずです。ぜひ最後までチェックしてみてください。
INDEX
地方婚活あるある:みんなが感じる4つの壁
地方(三大都市圏の東京圏、大阪圏、名古屋圏を除く地域のこと)の婚活では、多くの方が共通して感じている「4つの壁」があります。
- 出会いの母数が少ない
- 若者の都市部流出
- 婚活イベントの限界
- デートやお見合い場所の距離が遠い
婚活を成功させるためにも、まずはこの壁について考えてみましょう。それぞれ詳しく解説します。
1. 出会いの母数が少ない
地方では人口自体が都市部に比べて少ないため、必然的に出会いの機会も限られることになります。
政府統計ポータルサイトe-Statの「都道府県,年齢(5歳階級),男女別人口-総人口,日本人人口(2023年10月1日現在) 」から、都道府県でもっとも人口の多い東京都と、人口の少ない鳥取県の20〜34歳男女の人口を比較してみましょう。
- 東京都……284万2,000人
- 鳥取県……6万8,000人
このように人口だけで見れば40倍以上の差があり、その分チャンスも少なくなってしまうのです。
2. 若者の都市部流出
※出典:IBJ「2023年度版成婚白書」
また、多くの地方では進学や就職を機に若者が都市部へ流出する傾向があります。
IBJの「2023年度版成婚白書」によれば、社会増(転⼊者数が転出者数を上回ること)エリアで最も多いのは東京都で、上位エリアは都市部が中心となっていることがわかります。
また、男女別の増加数は女性の方が25%多く、都市部に女性が集中しています。これにより、「男性余り」の状況が生まれてしまっている地方もあります。
3. 婚活イベントの限界
都市部と比較すると、地方では婚活イベントの開催頻度やサービスの種類が限られます。
参加者の顔ぶれも固定化しやすく、新鮮な出会いを求めにくい傾向にあります。イベントの規模も都市部と比べると小さくなりがちで、「知り合いに会わないか心配」という声も多いです。
4. デートやお見合い場所の距離が遠い
魅力的なデートスポットが少ないことや移動に時間がかかることも、地方での婚活で「壁」を感じる理由の一つです。
気になる人を見つけてもお互いの住む場所が離れていると頻繁に会うのが難しく、関係性を深めたくても予定を合わせるだけで苦労します。
地方婚活を成功させる5つの秘訣
「地方婚活の壁」を乗り越え、婚活を成功させるためにも以下の5つの秘訣を押さえておきましょう。
- マッチングアプリの活用
- 結婚相談所の利用
- 活動範囲の拡大
- 地域特化型イベントへの参加
- 自治体支援制度の活用
1. マッチングアプリの活用
手軽にできる婚活の一つに、マッチングアプリがあります。
都市部に比べるとユーザー数は少なくなるものの、地方で婚活をしている人も一定数存在するため、活用してみましょう。
ただしマッチングアプリの場合、お相手の目的が「結婚」とは限らないことを覚えておきましょう。恋人探し、友達探し、遊び目的などさまざまな人が登録しているため、根気よくお相手探しをする必要があるかもしれません。
2. 結婚相談所の利用
恋人探しではなく、真剣に結婚相手を探しているという方は、結婚相談所の利用がおすすめです。
全国展開しているところもあれば地域密着型のところもあり、サービスや料金もそれぞれの結婚相談所によって異なりますが、プロの婚活カウンセラーによる手厚いサポートを受けられることはどの結婚相談所でも共通しています。
結婚相談所のデータベースを活用して希望条件に合うお相手の紹介を受けられるので、自分では出会えないようなお相手とのマッチングも期待できる点が魅力です。
また、結婚相談所に登録している方は結婚への真剣度が非常に高いため、目的意識の合うお相手と出会いやすいのも大きなメリットでしょう。
『P!っと縁結び』は、100年を超える歴史を誇るピップが運営する結婚相談所です。
婚活カウンセラー資格保有者が会員様一人ひとりに合わせ、手厚いサポートをご提供しております。
90,000名を超える会員様の中から、あなたにぴったりの素敵な出会いを見つけられます。無料相談も行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
3. 活動範囲の拡大
「なかなか出会いが見つからない……」そんなときは、地元だけでなく隣県やさらにその隣の県くらいまで活動範囲を広げるのがおすすめです。
自分の住んでいる県だけに絞ると、出会いのチャンスも狭まってしまいます。
移動にかかる時間と費用が増えるため無理をする必要はありませんが、可能な範囲で出会い探しのエリアを拡大してみましょう。
4. 地域特化型イベントへの参加
人口流出対策として、各地でさまざまな「地域特化型イベント」が実施されています。
例えば、地域観光や農業体験など地元の文化や特色を活かした婚活イベントでは、共通の話題や価値観を持つお相手と出会いやすいでしょう。
また、地方への移住を考えている人、Uターン・Iターンしたい人、地方で出会いがない人などを結びつける「移住コン」といった取り組みも行われています。
地域コミュニティとのつながりも深まり、将来的な生活のイメージも描きやすくなるでしょう。
5. 自治体支援制度の活用
多くの地方自治体が婚活支援制度を設けているので、積極的に活用しましょう。
条件や支援内容は自治体によって異なりますが、例えば引っ越し費用や新居取得費用・賃借費用などとして最大30〜50万円ほどを助成といった取り組みがあります。
このほか、結婚支援事業の情報や各地域の移住情報を提供する結婚情報サイトを運営する自治体もあるため、自分のお住まいの地域や移住検討先の情報をチェックしてみましょう。
意外と知らない!地方婚活の4つのメリット
地方での婚活には、都会にはない以下のようなメリットもあります。
- 結婚相談所では成婚率が高い!
- 豊かな自然環境
- 地域コミュニティの支援
- 理想的な子育て環境
それぞれ詳しく見てみましょう。
1. 結婚相談所では成婚率が高い!
意外かもしれませんが、地方では都市部よりも結婚相談所の成婚率が高い傾向にあります。IBJ「2023年度版成婚白書」の都道府県別の成婚率を見てみましょう。
※出典:IBJ「2023年度版成婚白書」
都道府県別の成婚率を高い順に並べると、人口が最も少ない鳥取県が1位(68.9%)、反対に人口が最も多い東京都が最下位(22.3%)という結果になっています。
人口から見た出会いのチャンスは都市部よりも少なくなるものの、実際に成婚している方の割合は地方の方が高いのです。
前述の通り、結婚相談所に登録している方は真剣度が高く、積極的に活動されている方が多いです。
また、婚活カウンセラーによるサポート、希望条件に合ったお相手の紹介などが受けられるため、「真剣に結婚相手を探している」という方には非常におすすめなサービスとなっています。
2. 豊かな自然環境
近年はリモートワークが働き方の新しいスタンダードとなったこともあり地方移住を検討する人が増えているといいますが、その理由の一つとして挙げられるのが豊かな自然環境です。
都会では感じにくい季節の移ろいや、のどかな風景は、地方ならではの大きな魅力でしょう。大自然に囲まれて、のびのびと日々を送ることができます。
3. 地域コミュニティの支援
前述の通り、地方ではさまざまな地域特化型イベントや自治体支援制度で地元に暮らす方の結婚を後押ししています。
地域コミュニティの支援を活用することで、より効率的なお相手探しができるでしょう。
4. 理想的な子育て環境
地方では、のびのびと子どもを育てられる自然豊かな環境や、地域全体で子育てを支援する体制が整っていることも魅力です。教育費や住居費などの経済的負担も、都市部に比べて抑えられる傾向にあります。
近年は都市部の公園で「ボール遊び禁止・大声禁止」など、子どもが安心して遊べる場所が減っていることが大きな問題になっています。のびのび子育てしたい方にとっては、地方はまさに理想的な場所といえるでしょう。
まとめ
地方での婚活には確かに課題がありますが、その地域にしかない魅力やメリットもたくさんあります。自治体もさまざまな取り組みを行っており、これらを利用することで有利に婚活を進めやすくなるでしょう。
「真剣に結婚相手を探しているが相手が見つからない」「1年以内に結婚したい」など、積極的な婚活をお考えでしたら、結婚相談所の活用がおすすめです。
地方では結婚相談所での成婚率が高い傾向にあり、多くの方が幸せな結婚をされています。
100年を超える歴史を誇るピップが運営する『P!っと縁結び』では、婚活カウンセラー資格保有者による手厚いサポートを行っています。
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