結婚相談所のからくりとは?誤解されやすい仕組みをわかりやすく解説!
結婚相談所の利用を検討しているときに「結婚相談所ってどんなからくりなの?」と気になった方も多いでしょう。
結婚相談所は決して怪しいサービスではなく、多くの会員様が幸せな出会いをされている場所ですが、いくつかの「からくり」があるため、結婚相談所を選ぶ際には注意が必要です。
この記事では、結婚相談所の会員数、成婚率、料金のからくりや仕組みについて詳しく解説します。
記事を最後まで読めば、不安や疑問を解消したうえで安心して自分に合った結婚相談所を選べるようになります。ぜひチェックしてみてください。
INDEX
結婚相談所のからくりとは?会員数、成婚率、料金を徹底解説
結婚相談所は数多くあり、会員数、成婚率、料金などは会社によってさまざまです。
「からくり」とは仕組みやシステム、仕掛けのことで、安いには安いなりの、高いには高いなりの理由があります。
結婚相談所のからくりや仕組みを正しく理解することで、安心して利用できる結婚相談所を選べるようになるでしょう。
ここからは、結婚相談所のからくりについて、「会員数」「成婚率」「料金」の3項目を解説します。
会員数
まずは、会員数のからくりについて見ていきましょう。
加盟店と大手結婚相談所の違い
「小さな会社なのに、大手と同じくらいの会員数なのはなぜ?」と疑問に思ったことがある方もいるでしょう。
これは、結婚相談所のホームページに記載されている「会員数」には自社会員の数だけでなく所属している連盟の会員数が掲載されているためです。
結婚相談所は大きく「加盟店」と「大手結婚相談所」の2つに分けられます。
加盟店 | ・結婚相談所連盟に加盟することで、連盟のシステムを使う権利を持つ結婚相談所。結婚相談所の多くをこの加盟店が占めている・結婚相談所は個人でも開業でき、日本の7〜8割の結婚相談所は個人事業主だといわれている |
大手結婚相談所 | ・日本結婚相談所連盟(IBJ)が運営する結婚相談所『IBJメンバーズ』や、IBJグループの『サンマリエ』『ツヴァイ』など・この他にもオーネット、ゼクシィ縁結びエージェントなどがある |
結婚相談所の連盟には会員情報のネットワークがあり、加盟店でも、所属する連盟が大きければ大手結婚相談所と変わらないレベルで多くの出会いを探すことができます。
単に「大手や有名なところの方が出会える」わけではないため、その他のサービスや独自の取り組み、サポート内容なども合わせて確認することが大切です。
結婚相談所の連盟は複数存在
結婚相談所の連盟は一つだけでなく複数存在し、会員数にも違いがあります。
- 日本結婚相談所連盟(IBJ)……約90,000人(※2024年7月時点)
- 全国結婚相談事業者連盟(TMS)……約87,000人(※2023年11月時点)
- 日本ブライダル連盟(BIU)……約23,000人(※2023年10月時点)
- 日本結婚相談協会(JBA)……約19,000人(※2023年10月時点)
『P!っと縁結び』は、日本最大級の結婚相談所ネットワーク『日本結婚相談所連盟(IBJ)』に加盟しています。
成婚率
結婚相談所選びの際、成婚率が気になる方も多いでしょう。しかし、成婚率にはからくりがあるため、正しい情報を知っておくことが大切です。
成婚率の計算方法は統一されていない
成婚率の計算方法には結婚相談所ごとに違いがあります。
例えば「成婚者÷会員数」「成婚者÷すべての退会者数」などの計算方法があり、やり方によって成婚率は変わってしまいます。
このように、成婚率だけで結婚相談所の良し悪しを判断することはできないのです。
料金体系
続いては、料金体系について解説します。
初期費用・月会費・成婚料
結婚相談所では「初期費用」「月会費」「成婚料」といった費用がかかりますが、金額は連盟による推奨料金を基準として自由に設定できるようになっています。
成婚料が無料のところもあれば高い金額が設定されていることもあり、「なぜ料金が大幅に違うの?安い(高い)ことにはどんなからくりがあるの?」と不安を感じてしまうのも無理はありません。
結婚相談所の費用が高額になるのは、婚活サポートやサービスを充実させているためです。
結婚相談所の中には「成婚料無料」としているところもありますが、このようなケースでは「カウンセラーによるサポートがない」「初期費用や月会費が高額」などの可能性があります。
無料にできるのは、からくりがあるためだということを知っておきましょう。
結婚相談所のシステムと言葉の意味を理解しよう
結婚相談所にはいわゆる専門用語があり、一般的な意味とは異なる意味で使われる言葉もあります。
ここでは、結婚相談所のシステムと言葉の意味を紹介します。
結婚相談所でよく使われる言葉の意味
結婚相談所でよく使われる言葉の「交際」と「成婚」について詳しく見ていきましょう。
交際には2種類ある
結婚相談所では、結婚までをスムーズに進めるため「交際」が2種類に分けられています。
- 仮交際(プレ交際)……結婚を前提とした真剣交際に進むか見極めるための交際
- 真剣交際……お相手を一人だけに絞った、結婚を前提とした交際
仮交際はデートを重ねながら真剣交際に進むかどうかを見極める段階で、複数のお相手とのお見合いや仮交際ができます。
一方、真剣交際は結婚に向けた交際となるため、交際できるのは心に決めた一人のお相手のみです。真剣交際へ進むと、結婚相談所のプロフィールも非公開になります。
成婚=結婚ではない
一般的には「成婚=結婚」というイメージですが、結婚相談所の「成婚」の定義は結婚相談所や連盟ごとに違いがあります。
「真剣交際を開始」としているところもあれば「婚約や結婚を理由に退会届を提出」「お互いが結婚を約束」などとしているところもあり、「成婚率=結婚(入籍)した人の割合」というわけではない点に注意が必要です。
結婚相談所の仕組みやシステムについて
通常の交際とは異なるシステムとして、結婚相談所には「3ヶ月ルール」という仕組みがあります。
結婚相談所のお見合いの流れについては下記の記事で解説しているので、よろしければ合わせてご覧ください。
→初めてでも安心!結婚相談所のお見合いまでの流れと成功のポイントを紹介
3ヶ月ルールの存在
多くの結婚相談所では、「3ヶ月ルール」が設けられています。3ヶ月ルールは結婚相談所によって定義が異なり、主に以下の2通りです。
- 仮交際に入ったら3ヶ月以内に「真剣交際に進むか」を決める
- 真剣交際に入ったら3ヶ月以内に「成婚退会するか」を決める
3ヶ月という期限が設定されることで「結婚を急かされている」「そんなに短期間で結婚を決められない」と不安になる方もいるでしょう。
しかし、3ヶ月ルールが設けられているのには「お互いが貴重な時間を無駄にせず結婚へ進むため」「積極的にお相手を意識できるため」といった理由があります。
交際期間は長ければ長いほどいいわけではなく、決意が固まらないままタイミングを逃してしまえば、結婚が遠のいてしまいかねません。
お互いがしっかりと向き合い、「結婚」というゴールに最短距離で進んでいくために設定されたルールというわけです。
一般的な恋愛であれば3ヶ月で結婚(婚約)に踏み切るのは難しいかもしれませんが、結婚相談所ではすべての方が結婚に向けて活動しているため、短期間でも成婚につながりやすくなっています。
まとめ
結婚相談所の会員数・成婚率・料金体系などには「からくり」があります。
自分に合った結婚相談所を選ぶためには、単に数字だけで比較せず、サポート内容や会員の特徴、成果なども考慮して選ぶことが大切です。
『P!っと縁結び』は、「ピップエレキバン」「スリムウォーク」でおなじみのピップが運営するIBJ加盟の結婚相談所です。
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