婚活では年収の数字を見られている! | 男性の年収別成功への戦略
婚活している女性のなかには、お相手の男性の年収を重要な条件としているケースが少なくありません。
実際に婚活を行っている女性がどの程度の年収をターゲットにしているのかを把握していると、戦略も立てやすくなります。
この記事では、婚活している女性が求める人気の年収や、年収ごとのパーセンテージ、年収別の攻略方法などを解説します。
年収以外に考えたい他の条件についても紹介するため、参考にしてください。
INDEX
1.結婚適齢期男性の年収と求められる理想を公開!
まずは婚活している男性の年収を把握しましょう。
ご自身が感じている理想と現実にもしギャップがあれば、それをどのように埋めるかで婚活を効果的にすすめられます。
結婚相手に求める男性の理想年収は?
以下は、20〜30代の女性326人に聞いた「貴方が結婚相手に求める年収はいくらぐらいからですか?」の問いに対する調査結果です。(情報元:P!っと縁結びネット調査)
順位 | 男性に求める年収 | 理想の年収と考える女性の割合 |
1位 | 500万〜 | 21.7% |
2位 | 400万〜 | 19.7% |
3位 | 600万〜 | 14.0% |
4位 | 300万〜 | 9.3% |
5位 | 700万〜 | 7.3% |
6位 | 800万〜 | 3.3% |
7位 | 900万〜 | 1.3% |
8位 | 1000万〜 | 1.3% |
9位 | 1800万〜 | 1.0% |
10位 | 1200万〜 | 0.7% |
11位 | 2000万〜 | 0.7% |
特に「400〜600万円」の上位3つの割合が多く、合計が全体の50%を超えていますが、年収が高ければ高いほど人気が集中するわけではないことが、この結果から分かります。
男性の年間給与額平均(563万円)
令和4年の男性の年間平均給与(年収)は563万円であることから考えると、そこまで高望みをされていない範囲が人気であるように見受けられます。
(参考:国税庁長官官房企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査」)
しかし、これは全世代の男性の年間平均給与額であるため、結婚適齢期である20代から30代の男性が平均的にこのくらいの年収を得られていると考えるのは早計でしょう。
そう考えると、やはり女性が安心して結婚を考えられるレベルは男性目線からすると少し高いところにあるといえます。
構成比が多いのは400~500万円
男性の年収を給与階級別の割合でみると、最も高い構成比を示しているのが年収400~500万円です。
(参考:国税庁長官官房企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査」)
調査結果で1位の500万円以上には若干届いていませんが、「400万〜(19.7%)」が2位、「300万〜(9.3%)」が4位であったことを考えると、女性が希望する年収面の条件をすでにクリアしている男性も多いです。
年齢階層別の平均給与
実際の平均給与を、年齢階層別に見てみましょう。
年齢階層別の年収は以下であると報告されています。
- 20代前半……291万円
- 20代後半……420万円
- 30代前半……485万円
- 30代後半……549万円
- 40代前半……602万円
20代後半になると急に伸びを見せますが、人気の年収500万円に届くのは30代後半です。
しかし、厚生労働省の年齢階級別労働者数割合を見ると、人気である年収500万円前後を年代別に見た場合の実際の割合は以下です。
400〜499万円 | 450~499万円 | 500〜599万円 | |
20代前半 | 0.2 | 0.1 | 0.0 |
20代後半 | 1.2 | 0.5 | 0.5 |
30代前半 | 4.1 | 2.1 | 1.8 |
30代後半 | 7.8 | 4.5 | 3.6 |
40代前半 | 10.1 | 6.6 | 7.1 |
(単位:%)
年代別の平均年収からはうかがい知れない、年収500万円の男性の希少性が分かるデータです。
結婚適齢期である若い男性が希望する年収に今は届かなくても、近い将来に希望金額に届く未来は十分見えます。
また逆に、年収に重きを置くのであれば少し希望年齢を高くしてくる女性もいるでしょう。
長い人生を共に歩むパートナーの年収は結婚の決め手として重要ですが、簡単には諦めず、戦略を立てて婚活を進めましょう。
2. 収入別の婚活戦略
収入の数字だけではなく、その収入あってこそのメリットや自信をもってアピールできる点などを絞ることが、婚活をする上での戦略となります。
以下に、収入別の婚活戦略のポイントを紹介します。
①年収300万円以下:独自の強みを活かす逆転の発想
キャリア志向の女性は、自身にもある程度の収入があるため、男性の年収をそこまで重要視していない場合があります。
女性の仕事のプレッシャーを理解し、家事分担を積極的にサポートしてくれる男性であれば、理解しあえる共働きの家庭を築くことができるでしょう。
また、男性の年収が多少低くても、貯蓄があれば堅実さがアピールポイントとなります。高収入に変わるメリットに気づいてもらいましょう。
②年収400〜600万円:平均を味方につける差別化戦略
女性が希望している平均年収をクリアしている男性は、検討対象として困ることはないでしょう。
年齢が若ければこれから先の年収アップも期待できるため、婚活では大変な有望株です。
そのため他の部分である、考え方や常識的な振る舞い、清潔感や気遣いなど、収入以外の面に関するアピールポイントが重要です。
③年収600〜800万円:高収入を活かした魅力的な将来設計
女性が年収に高収入を望むのは、余裕のある暮らしを送りたいという心理があるためでしょう。
年収が600〜800万とすると、子どもを育てながらも余裕のある、不安のない生活が送れます。また、専業主婦になりたい女性もまだまだ多いでしょう。
女性にとってはライバルが特に多い人気のラインですが、男性側からみると黙っていてもアプローチを受けるため、高望みをする可能性がでてきます。
年収の範囲にあぐらをかいて正しい目線を失わないよう、第一印象を大切にし、具体的にその高収入で叶えたい将来設計など、明るい未来についてアピールしてみましょう。
④年収800万円以上:お金以外の価値観をアピールする方法
アプローチしてくれる女性が多いこの範囲の男性は、相性や居心地のよさ、目指す夫婦像など、お金以外に大切に思っていることをアピールしてみましょう。
どの世代から見ても希少といえる年収800万以上の男性の場合、引く手あまたのため「選ぶ側」の視点で吟味しすぎてしまい、逆に時間がかかってしまう場合があります。
年収があれば叶えられる希望も大切ですが、この先の長い結婚生活で何を大切にしていきたいのかを中心に知ってもらうのが良いでしょう。
3.年収以上に大切な3つの要素
結婚生活を不安なく送るためには年収は大切ですが、それ以外の理由が破綻の原因とならないために、しっかり確かめておきたいポイントがあります。
年収以上に大切な3つの要素について紹介します。
相性
年収は確かに大切ですが、結婚につながるかどうかは相性によるところが最も大きいといえます。
結婚は長い時間生活を共にするため、その道のりで年収が変わってしまうことも考えられます。
そのときに2人を支えるものは、相性の良さから生まれるのかもしれません。
年収も大切ですが、それだけに捉われず、「この年収じゃなくても幸せになれるかも」と思えることが一番です。
居心地の良さや安心感
年収の高さが居心地の良さや安心感を生むかといえば、そうではない場合もあります。
年収が高い代わりに仕事のストレスが大きく、家でもピリついて居心地が悪いのは考えものですし、夫婦間でよくないパワーバランスができてしまうと、そのあとの結婚生活は描いていたものと全く違うものになるでしょう。
年収に惑わされずにお相手を知る姿勢が、収入の条件と同じくらい、婚活には重要です。
将来のビジョン
ライフプランを設計するためには年収は大切ですが、お金の価値観が近い人の方が将来の見通しがつけやすいでしょう。
金銭感覚が違う相手の場合「金銭感覚が合わないから無理!」ではなく、まずはその違いを理解し、違いがいい方向に働くよう、すり合わせられるかどうかを見極めましょう。
子供が生まれたり、家を建てたりと、ライフステージの変化にはお金が動きます。将来のビジョンについて話をする際に、年収の大切さも再確認できるでしょう。
4.まとめ
年収を求められる男性が婚活を効果的に進めるための、人気の年収額や年収別戦略法を紹介しました。
結婚する男性の年収は、生涯を通して年収にさほど大きな変化がないとされる女性にとっては、生きていくうえで重要な結婚の基準であり、条件です。
しかし単に年収だけが高ければいいというわけではないと理解し、自分なりの強みを活かすことが、成功の糸口となるでしょう。
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