男女で違う?ライフプランを考えて自分で結婚適齢期を決めよう!
結婚や将来について考えたとき、結婚適齢期が気になる方も多いでしょう。結婚適齢期とは、結婚に適しているとされる年頃のことです。
「30歳を過ぎてしまった」「今からでは遅すぎる?」と不安をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、近年は「結婚適齢期はライフプランを踏まえて自分で決める」という考え方がより一般的になってきています。
この記事では、結婚適齢期や妊娠のタイムリミット結婚適齢期を考えるために知っておきたいことなどについて詳しく解説します。
INDEX
平均初婚年齢と結婚適齢期について
現代の日本では晩婚化が進んでいるといわれており、厚生労働省の人口動態調査によると、2022年の平均初婚年齢は男性が31.1歳、女性は29.7歳という結果が出ています。
ただし、これはあくまで平均値です。2020年のデータでは、実際に結婚する人が一番多いピーク年齢を示す最頻値は男性は27歳、女性は26歳となっています。
※出典:内閣府男女共同参画局「平均値と最頻値考察~「平均初婚年齢」と「初婚年齢の最頻値」の間には3歳から4歳の差~」
男性も女性も成婚件数はピーク以降、年々減少していくため、「今の年齢では遅すぎる」と諦めてしまうのではなく、思い立った時点で結婚について考えることが大切です。
結婚適齢期とは何歳から何歳までなのか
では、結婚適齢期とは何歳から何歳までを指すのでしょうか?定義などについて詳しく見ていきましょう。
結婚における適齢期の定義とは?
結婚適齢期と呼ばれるものには、明確な定義や決まりはありません。
現在の日本では男女ともに18歳以上から婚姻可能ですが、これは結婚適齢期とは異なります。
結婚適齢期は「個人のライフプランや価値観」「職業」「性別」「地域」「時代」などによって変わるため、周囲に合わせるのではなく、「自分は何歳頃に結婚したいか」という年齢が自分にとっての結婚適齢期です。
妊娠・出産について
女性の結婚のピークは26歳前後と早めに結婚する女性が多いですが、これは妊娠・出産を視野に入れているためだと考えられます。
妊娠にはタイムリミットがあるため、将来的に子どもを持ちたいと考えているのであれば、早めにライフプランを立てて結婚について考えてみましょう。
女性にも男性にもある 妊娠のタイムリミット
結婚適齢期は人それぞれ異なる一方で、妊娠・出産には適齢期とされる年齢があり、一般的に20〜35歳までとされています。
女性の卵子の数は胎生期をピークに減少していき、増えることはありません。また、年齢を重ねると「卵子の質」が低下することで妊娠率の低下・流産率の増加が起こります。
※出典:ピップ株式会社「知っておきたい妊活のこと」
男性の場合も、加齢に伴い精巣機能が低下します。
精子の数が減少するとともに運動能力が低下し、生殖能力も下がっていきます。タイムリミットを意識してライフプランを立てることが大切です。
結婚適齢期を考えるために知っておきたいこと
ここからは、結婚適齢期を考えるために知っておきたい「結婚適齢期に結婚するメリットとデメリット」と「自分自身の結婚適齢期を見極める方法」について解説します。
一般的な結婚適齢期に結婚するメリットとデメリットとは?
結婚適齢期は個人が考えるライフプランなどによって変わるものですが、一般的には20代後半〜30代前半とされることが多いようです。
一般的な結婚適齢期に結婚する主なメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
妊娠・出産におけるリスクが少ない体力があるうちに子育てできる周囲からのプレッシャーを感じずに済む | 経済的な余裕がない場合がある自分のための時間が少なくなる |
自分自身の結婚適齢期を見極める方法
自分に相応しい結婚適齢期を見極めるときは、以下のステップで考えていきましょう。
- 自分が望むライフプランを立てる
- ライフイベントから年齢を逆算して結婚の目安年齢を考える
まずは、今の仕事をもっと頑張る・転職する・留学する・起業するといった仕事に関連すること、子どもの有無や人数、何歳頃に家や車を買うなど、「自分のやりたいこと」と「達成したい具体的な年齢」を明確にしましょう。
ライフプランが明確になったら、重要なライフイベントから逆算して自分の結婚適齢期を見極めます。例えば「30歳までに子どもを持ちたいのであれば、20代後半までには結婚する」といった具合です。
ライフプランは自分の置かれている状況によって変化することもあるため、定期的に見直しを行いましょう。
結婚適齢期はライフプランに合わせて考えるべき理由
ここからは、なぜ結婚適齢期はライフプランに合わせて考えた方がいいのか、その理由について見てみましょう。
結婚適齢期と人生のライフステージの関係性
まず挙げられるのが、結婚適齢期とライフステージの関係性です。
生活スタイルは入学や卒業、就職、出産や子育てなど加齢に伴って変化します。ライフステージとはこれらの生活段階のことで、結婚適齢期を考える上では欠かせないものです。
ライフステージは独身期→結婚期→育児期→子どもの成長期→子どもの独立後→老後のように分けられるのが一般的とされています。
結婚はその後の人生に大きく影響する大きなライフイベントであるため、明確な時期を見据えておくことが大切です。
自己実現と結婚適齢期のバランスを考える
結婚適齢期を考えるときには、自分のやりたいこととのバランスを考えることも欠かせません。
バリバリ働く女性にとって難しいのが、妊娠・出産のタイミングです。
前述の通り年齢を重ねるほど妊娠の確率は低くなっていくため、子どもを望むのであれば明確なタイムリミットを設定しておく必要があります。
例えば、「30歳まではキャリアを積むことに集中して、それ以降は婚活に力を入れる」など、自己実現と結婚適齢期のバランスについて考えておくといいでしょう。
結婚適齢期を自分で決めるためのアドバイス
最後に、結婚適齢期を自分で決めるためのアドバイスを紹介します。
家族や周囲の意見に左右されずに考える
「周りは◯歳で結婚したから」と考える必要はなく、自分にとって最適なタイミングこそが結婚適齢期です。
家族や周囲の意見に左右されず、自分の幸せの基準・思い描くライフプランなどを踏まえて決定しましょう。
自分の目標や価値観を明確にする
結婚適齢期は個人が思い描くライフプランによって変わるため、まずは自分の目標や価値観を明確にする必要があります。
将来やり遂げたいことや具体的な年齢などをはっきりさせておき、それに沿って自分の結婚適齢期を考えましょう。
将来のライフプランをじっくり考える
ライフプランはまさに「人生の設計図」であり、自分の幸せや老後の過ごし方などにも大きく影響するものです。
行動に移すのは早い方がいいものの、無闇に焦る必要はありません。結婚や子どもの有無、自分のキャリアなど将来についてじっくり考えることが大切です。
結婚適齢期の婚活と結婚相談所|うまくいくためのヒント
結婚相談所をどのように活用したら婚活がうまくいくのでしょうか?ここでは、うまくいくためのヒントをいくつかご紹介します。
出会いのチャンスを広げる
結婚相談所では、「積極的に申し込む」「申し込みを受けることで出会いのチャンスを広げる」ことが成功の鍵です。
紹介された人が条件に合わない人であっても、実際に会って話してみたらフィーリングがぴったり合うかもしれません。
条件に合わないからと断ってしまったら、良い関係に発展する可能性はその時点でゼロです。素敵な出会いを掴むためにも、柔軟に構えてチャンスを広げましょう。
前向きに考える
良縁に恵まれるときのパターンとして、「前向きな気持ちで婚活に臨む」というものがあります。
前向きに考え、物事をポジティブに捉えるようにすると、お相手の良いところがよく見えるようになります。婚活に限ったことではありませんが、お相手の欠点ばかりを探してしまっている状態では、良い関係を築くのは難しいものです。
前向きな気持ちでいれば、失敗や交際終了を経験したときも「もっと素敵な出会いを見つけるチャンス」と気持ちを切り替えて出会いを探すことができます。
結婚相手のストライクゾーンを広げる
結婚相手に理想を思い描くのは自然なことです。しかし、あまりにも高い条件を設定しすぎると、条件をクリアできる人が少なくなり、結婚が遠のいてしまいかねません。
そんなときは妥協するのではなく、「譲れない条件」と「譲ってもいい条件」を考え、ストライクゾーンを広げてみましょう。
具体的にどのようにしてストライクゾーンを広げればいいかわからないときは、婚活カウンセラーに相談するのがおすすめです。これまでの豊富な経験から、的確なアドバイスをしてくれるでしょう。
まとめ
一般的には20代後半〜30代前半とされることが多い結婚適齢期ですが、近年は「自分の結婚適齢期は自分で決める」という考え方が主流になってきています。
周囲の意見や年齢にとらわれず、具体的なライフプランを立てて、自分にとって最適な結婚適齢期を見極めましょう。
将来を見据えて積極的に結婚を進めたいのであれば、結婚相談所の利用もおすすめです。
IBJの正規加盟店『P!っと縁結び』では婚活カウンセラー資格保有者が手厚いサポートを行っております。
ご自身の結婚適齢期についてのご相談の他、「婚活に興味があるけどどうすればいいかわからない」「恋愛経験が少なく不安がある」など、どんなご相談にも親身に対応いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
#婚活 #結婚適齢期 #結婚相談所